「レッドコードについて」
天井から吊るされた2本の赤いヒモを用いて行う、ストレッチと体操を組み合わせたような運動です。
レッドコードが支えとなり、自分の重力がかかりにくい状態で動かすので、余計な力が入らずに関節の可動域を拡げる事ができます。
座った状態や立った状態でも行えるので、個々の身体の状態に合わせて運動強度を変える事ができます。ですので、介護度の違う方同士の場合でも、同時に楽しくグループ運動する事ができます。同じ動きをする場合でも、ヒモの長さやポジションを変えるだけで全く別の運動になる点が、一般的な体操と大きく異なり優れた点です。
通常は5人程度のグループで、約30分程度の時間をかけて行います。
痛みが出ない範囲内での動作になりますので、神経痛や関節痛、脳梗塞による拘縮等のある方でも無理なく運動していただけます。特に脳梗塞による関節拘縮がある場合、普通の動きでは筋緊張が強いために可動域制限が顕著ですが、レッドコードでは緊張せずに動かせるので可動域を無理なく拡げる事ができます。
レッドコードは病院や整骨院でも治療用として導入している施設もあり、介護業界のみならず医療分野でも注目されています。
医療機器メーカー云く、丹後地域では恐らくリハともが初導入だそうです!